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Gilbert Doctorow
7 June 2024
昨日、アンドリュー・ナポリターノ判事の番組『ジャッジング・フリーダム』に出演し、ウクライナからのミサイル攻撃に対するロシアの報復シナリオについて議論できたことは光栄だった。
私がそこで描いたシナリオ、すなわち、キエフへの第一撃、ポーランドへの第二撃、英国、フランス、ドイツの製造業者と標的プログラマーへの第三撃は、米国本土への直接攻撃は、自国への代理攻撃に対するロシアの最後の、そして最も絶望的な反応であり、私の仲間の何人かが意見したような最初の反応ではない、という点を強調するためのものだった。その論理は、意図した通り、一部の読者を落ち着かせたようだ。
プーチンは2日前の国際記者団との会見で、『非対称的』な報復反応、すなわち、アメリカの資産に甚大な損害を与える立場にある、アメリカとその同盟国に敵対する勢力に高度な武器を送り込むことについて語った。これらの武器の受領者は、例えばイエメンのフーシ派やイラクやシリアの民兵かもしれない。
ウクライナからの攻撃によって、ロシア国内で非常に大きな損害が発生し、大きな人命が失われたとしても、この対応でロシアのエリートが満足するとは思えない。しかし、彼の発言は、プーチンが最初の対応としてアメリカと全面的な核戦争を始めることはないだろうという私の考えに対応している。
しかし、事態は目にもとまらぬ速さで動いている。ロシアは昨日、記者会見や過去数週間のロシアの公式声明からは予想もできなかったことを行った。 ゴルシュコフは極超音速核ミサイル「ジルコン」を搭載しており、カリブ海からワシントンD.C.まで5分か10分で到達できる。 事実上、少なくとも「演習」の期間中、モスクワはキューバ・ミサイル危機を引き起こした根本的な状況を再現した。
誰かがカービー提督の肩をたたいて説明を求めた後、ワシントンがこの展開をどう見るかは興味深い。
