「米国とイスラエル、イランの攻撃に備える」-Axios

テヘランは48時間以内にユダヤ国家への攻撃を開始する可能性が高いと、同誌の情報筋は予想している。

RT
4 Aug, 2024 07:52

アメリカとイスラエルは、ハマスとヒズボラの指導者暗殺に対する報復として、イランによる大規模な攻撃の準備を続けている、とAxiosが情報筋の話を引用して土曜日に報じた。攻撃は月曜日に開始されると予想されている。

人の無名の米政府関係者によると、米中央軍のマイケル・クリラ元司令官は、4月にイランによる大規模な攻撃からイスラエルを守ったのと同じ、幅広い国際的・地域的連合を動員する努力に焦点を当てると思われる、事前に計画された訪問のためにこの地域に到着したという。

イスラエルがハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤをテヘランでの爆弾テロで殺害したとイランが非難したことで、中東の緊張はここ数日で沸点に達している。イスラエルはこのテロを指揮したことについては肯定も否定もしていないが、ゴラン高原で12人の未成年者を殺害したサッカー場襲撃事件の犯人とされるヒズボラ指導者フアド・シュクルをベイルートで殺害したことは認めている。

イランが報復を約束したことで、イスラエル軍は厳戒態勢に入り、主要同盟国であるアメリカはこの地域でのプレゼンスを高めている。

Axiosの情報筋によれば、イランの攻撃は、4月にテヘランが西エルサレムによるシリア領事館への爆撃に対抗してイスラエルへの報復攻撃を開始したときと同じ手口をとるだろうという。この攻撃には何百機もの無人機とミサイルが使われたが、イスラエル政府関係者は被害は最小限にとどまったと主張した。

同時に当局者は、今度の攻撃はもっと大規模で、レバノンのヒズボラ軍を巻き込む可能性があると同誌に語り、イランとヒズボラが協調して攻撃するのか、別々に攻撃するのかはわからないと付け加えた。彼らはまた、テヘランとヒズボラは現在、最高政治レベルでの承認が必要な計画の最終調整を行っていると考えていると述べた。

一方、ジョー・バイデン米政権は、ハニヤ暗殺によって引き起こされた緊張がハマスとイスラエルの戦争に直結しているため、ワシントンと西エルサレムがイランの攻撃を撃退するための連合軍を結集することは、4月よりもはるかに難しくなるだろうと懸念しているという。ガザで戦闘が激化するなか、イスラエルは、前例のない破壊と数千人の死者をもたらしたパレスチナ人居住区での作戦に対して激しい非難を受けている。

www.rt.com