トランプ次期大統領、国家情報長官にギャバード氏を指名

上院で承認されれば、元民主党員がCIAの業務を監督することになる。

RT
13 Nov, 2024 22:01

ドナルド・トランプ次期米大統領は、元下院議員のトゥルシー・ギャバード氏を次期国家情報長官に選んだ。元民主党員のギャバード氏は2024年に共和党に入党し、大統領候補としてトランプ氏を支持した。

「20年以上にわたり、トゥルシー氏は我が国と全米国民の自由のために戦ってきた」とトランプ氏は水曜日の声明で述べ、ギャバード氏は「両党から幅広い支持を得ている」と主張した。

トランプ氏は、ギャバード氏が「彼女の輝かしい経歴を特徴づけてきた恐れを知らない精神を情報機関にもたらし、憲法上の権利を擁護し、力で平和を確保するだろう」と述べた。

ギャバード氏はXへの投稿で、「米国民の安全、安心、自由を守るために閣僚として奉仕する機会を与えてくれた」とトランプ氏に感謝した。

共和党が多数を占める上院で承認されれば、ギャバード氏はNSA、CIA、FBIを含む米国情報機関を監督することになる。

2000年代にイラクとクウェートに駐留していたギャバード氏は、2021年に州兵中佐に昇進した。2013年から2021年までハワイ州選出の米国下院議員を務めた。

ギャバード氏は2016年に民主党全国委員会の副委員長を退任し、6年後に民主党を離脱した。「卑怯な目覚めに駆り立てられたエリート主義の戦争屋集団に完全に支配され、あらゆる問題を人種化して私たちを分断し、反白人の人種差別を煽る今日の民主党に、私はもう留まることはできない」と当時述べた。

ギャバード氏は2020年に大統領選に出馬し、反戦派の候補者として自らを位置づけ、イラクとシリアの戦争への米国の関与を批判した。

トランプ氏は長い間、ホワイトハウスと民主党が連邦治安機関を「政治的魔女狩り」の一環として彼と支持者に対する武器として利用していると非難してきた。 2022年、彼はFBIと司法省を「極左の悪党、弁護士、メディアに操られ、何をすべきかを指示される凶悪な怪物」と表現した。

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