ミヘイル・カヴェラシュヴィリ氏は、300人の議員のうち200人以上の支持を得ている。
RT
14 Dec, 2024 11:05
ジョージア議会は、与党連合に所属する政党に所属する元マンチェスター・シティの選手、ミヘイル・カヴェラシュヴィリ氏を同国の新大統領に任命することを投票で決定した。
カヴェラシュヴィリ氏の候補は、300人の議員のうち224人の支持を得た。53歳の同氏が唯一の候補者であった。
ジョージアは議院内閣制の共和国であり、首相と政府が行政権を握り、大統領の役割は儀礼的なものとなっている。
10月の議会選挙でジョージア・ドリーム党が圧勝して以来抗議活動を続けてきた親EUの野党は、大統領選の結果を認めないとしている。
ジョージアとEUの旗を手にしたデモ参加者が、朝から首都の中心部に集まり始めた。彼らは「サロメ!サロメ!」と叫んでいた。これは、親欧米派の現職大統領であるサロメ・ズラビチヴィリ氏の名前である。
ズラビチヴィリ氏は今週初め、ラジオ・フランス・インターナショナルの取材に対し、任期が月曜日に正式に終了するにもかかわらず、大統領官邸を退去するつもりはないと語った。「新しい大統領が選挙で合法的に選出された際には、喜んでその席を譲りたいと思います」と彼女は述べた。
これは、ジョージア大統領が国民投票ではなく国会議員によって選出される初めてのケースである。
カヴェラシュヴィリ氏は、2022年夏に新しく結成された人民党に参加する前は、ジョージア・ドリームのメンバーであった。同党は現在、議会で8議席を占めており、与党連合の一翼を担っている。
政治家になる前、カヴェラシュヴィリはサッカー選手として成功を収めていた。マンチェスター・シティ、ディナモ・トビリシ、スパルタク・ウラジカフカス、そしてバーゼルやチューリッヒのグラスホッパーズなどスイスの複数のクラブでプレーし、合計166ゴールを記録した。また、ジョージア代表では46キャップ、9ゴールを記録している。