米下院議長、「ディープ・ステート」終焉を誓う

マイク・ジョンソン、税、国境、規制に関する共和党改革案2025を発表

RT
6 Jan, 2025 06:59

マイク・ジョンソン米下院議長は、2025年に向けた野心的な立法計画の概要を示し、減税、国境警備、規制緩和を優先すると約束した。

フォックス・ニュースに出演したジョンソン氏は、「ディープ・ステート」を解体するとも誓った。2024年11月に下院議長に再選されたジョンソン氏は、共和党は新議会で迅速に議題に取り組む用意があると強調した。

「我々は多くの選挙公約を掲げてきた。そして、その過程でディープ・ステートを解体していくつもりだ」と、同氏はサンデー・モーニング・フューチャーズのインタビューで語った。

共和党の計画の中心にあるのは、ジョンソン氏が「米国史上最大の増税」と表現した増税を阻止することだ。2017年の減税が年末までに延長されなければ、増税が行われる予定だ。

同氏は、減税を延長し、社会保障給付とチップへの課税を廃止し、州と地方の税控除の上限を引き上げることにより、経済を活性化させると約束した。この法案は、米国の製造業の振興と連邦規制の削減にも焦点を当てている。

「米国企業が再び米国で製造業を行うよう奨励し、自由市場を窒息させてきた規制の負担と官僚主義が軽減され、排除されるようにする」とジョンソン首相は日曜日に述べた。

これらの改革を可決するために、ジョンソン米下院議長は予算調整を利用する予定だ。これは、法案が単純多数で上院を通過することを可能にする立法メカニズムである。彼は、この法案が次期共和党政権の最初の100日以内に施行されると予想している。

議題には、国境警備を強化することを目的とした厳格な移民政策も含まれている。ジョンソン米下院議長は、米墨国境の壁の完成と執行措置の強化を支持すると表明している。

ジョンソン氏の議長再選は、保守派にとって大きな勝利と広く見なされている。彼は、同様に「ディープステート」を解体すると約束しているドナルド・トランプ次期大統領と緊密に連携することを約束している。

この言葉はしばしば、共和党の政策を妨害していると保守派が考える、凝り固まった連邦政府職員や官僚組織を指す。

www.rt.com