双方が今戦争を放棄するのは難しいだろうと、情報筋は同誌に語った。
RT
22 Sep, 2024 08:14
米当局は、イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラとの戦闘が今後数日間で激化し、全面戦争につながる可能性があると、ジョー・バイデン大統領の政権に近い筋を引用してポリティコが金曜に報じた。
これは、今週レバノン全土でヒズボラのポケベルやトランシーバーが何千台も爆発したことを受けてのことだ。この攻撃はイスラエルが仕組んだと広く信じられている。
報道によると、イスラエル政府は、イスラエル人が北部の自宅に帰還できるようにする外交的解決に同意するようヒズボラにさらに圧力をかけるため、軍事行動を使用する計画をワシントンに伝えた。隣国レバノンでのヒズボラによるほぼ毎日の攻撃により、約6万人がイスラエル北部から避難した。
ポリティコ誌に語った米政府高官は、状況は今後数日でさらに悪化すると予想している。レバノンでは攻撃が続く可能性があり、アメリカはヒズボラからイスラエルへの報復を予想している。
軍事行動には、ヒズボラ司令官の暗殺、ヒズボラの軍事目標への攻撃、ヒズボラの通信インフラへのさらなる攻撃も含まれる可能性があると、ある当局者はポリティコに語った。
金曜日、イスラエルはベイルートの住宅ビルを爆撃し、ヒズボラのトップ司令官2人を殺害した。
ヒズボラとイスラエルの間の現在の緊張の高まりは、2006年のレバノン戦争以来最大である。昨年10月にガザでのハマスとの戦争が始まって以来、両陣営は国境を越えた砲撃やロケット弾の応酬を日常的に行ってきたが、これまでのところ、敵対行為は全面的な直接交戦には至っていない。