日曜日、ダマスカスは武装した武装勢力の支配下に落ちた。

RT
8 Dec, 2024 18:33
シリアのバッシャール・アサド大統領の政権を転覆させた反政府武装勢力と聖戦士たちは、同国内にあるロシアの軍事基地と外交拠点の安全を保証したと、クレムリン筋がタス通信に語ったと報じられた。
シリア軍が撤退し、アサド大統領がロシアに亡命した土曜日、ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)の聖戦士と米国が支援する自由シリア軍(FSA)の武装勢力がダマスカスに押し寄せた。HTSの指導者である元アルカイダ司令官のアブ・モハメド・アル・ジョラーニーは、日曜日にテレビで放映された声明で勝利宣言を行い、「未来は我々のものだ」と宣言した。
日曜日にロシアのタス通信社に匿名のクレムリン筋が語ったところによると、ロシア当局は「シリアの武装反体制派の代表者と連絡を取っている」という。
この筋によると、これらの代表者「シリア領内のロシア軍基地と外交機関の安全を保証している」とし、「シリア国民の利益とロシアとシリアの二国間関係の発展という名目で政治対話の継続を望んでいる」と付け加えた。
ロシアは2015年にシリア内戦に介入し、アサドがイスラム国(IS、旧ISIS)や外国が支援するさまざまな武装勢力、聖戦士グループから自国の支配権を取り戻すのを支援した。今回は、モスクワはHTSとFSAの攻撃を阻止するために軍を投入することはなく、ロシア外務省は、アサドがいくつかの反対派グループとの非公式協議の後、平和的に権力を放棄することを決めたと発表した。「ロシアはこれらの交渉には参加していない」と同省は指摘した。
ロシアは2015年にアサド政権を支援して間もなく、ラタキア近郊のクメイミム空軍基地の建設を開始した。この施設はそれ以来、ロシア空軍がシリア国内のISやその他のテロリスト集団を攻撃したり、同国内に物資や兵器を輸送したりするために使用されている。
クメイミム空軍基地は、1971年にソビエト連邦が建設したタルトゥースのロシア海軍施設から約60kmの地点に位置している。ロシアは2017年にこの施設を50年間リースし、モスクワに基地の完全な主権を与え、ロシア海軍に最大11隻の艦船をそこに配備することを許可した。
ロシア外務省は、反体制派がダマスカスに迫った際には両施設とも厳戒態勢が敷かれたが、「現在、両施設の安全に深刻な脅威はない」と述べた。