2023-04-15から1日間の記事一覧

マイケル・ハドソン「文明の命運」p.265

寡頭制は、自分たちでコントロールしない限り、強い政府権力に反対する。ギリシャの寡頭制が「暴君」を恐れたのは、紀元前7世紀から6世紀にかけてコリントやメガラなどの都市国家の改革者たちが、借金の帳消しや土地の再分配によって民衆の支持を得たからで…

マイケル・ハドソン「文明の命運」p.266

これは現実的な政策であり、ユートピア的なものではなかった。経済的自立、財政収入の流れ、経済の他の部分への商品の供給を安定させるために、信用関係や土地所有権を規制することを目的としていたのである。臣民が農作物の余剰を債権者に支払い、王室のた…