中国最長の海底石油・ガスパイプラインが完成

新しいパイプラインは現在、南シナ海の海底天然ガス田で操業中の海上採掘プラットフォームと海南島の「陸上受入ステーション」を結んでいる。

Andrei Dergalin
Sputnik Global
2023年6月25日

中国海洋石油総公司(CNOOC)はこのほど、国内最長と思われる海底天然ガス・石油パイプラインの建設を終えた。

パイプラインは現在、中国の海南島と、南シナ海の同島沖に位置するCNOOCの深海半潜水型ガスプラットフォーム「Shenhai-1」を結んでいる。

中国メディアによると、115.5キロのパイプラインは「重要な石油・ガス輸送プロジェクト」となり、海上採掘プラットフォームと「陸上受入ステーション」を結ぶことになった。

「Shenhai-1」は、遠隔操作で台風襲来中も操業に成功した、世界初の深海半潜水型ガスプラットフォームとして、中国海洋石油総公司(CNOOC)によって宣伝されている。

水深1,000メートルまでの新しいパイプラインは、「Shenhai-1」ガス田の年間生産量を30億立方メートルから45億立方メートルに引き上げるのに役立つと期待されている。

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