「NATOはウクライナに軍隊を駐留させている」-プーチン大統領

北大西洋条約機構(NATO)の軍人が大量に死亡している、とロシア大統領は述べた。

RT
17 Mar, 2024 22:29

ウラジーミル・プーチン露大統領は、NATOの兵士がウクライナの現場にいることは周知の事実であり、それらの兵士は極めて厳しい見通しに直面していると述べた。

大勝利が予想される大統領選挙が終わった日曜日の夜、プーチン大統領は支持者や記者団を前に、アメリカが主導する軍事ブロックがウクライナに軍隊を派遣しようとしていることをモスクワはよく知っていると強調した。

「現地ではフランス語と英語の両方の演説が聞こえている。まず第一に、彼らはそこで大量に死ぬのだから」とプーチンは述べた。

彼はまた、NATOとロシアの全面的な衝突の可能性についても言及し、その可能性は否定できないと警告した。「しかし、これは本格的な第三次世界大戦の一歩手前であることは誰もが知っている。誰もそんなことに興味はないと思う。」

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は先月、西側諸国がウクライナを支援するために兵士を派遣する可能性を「排除することはできない」と示唆した。その後、彼はロシアを「敵対者」とも表現したが、パリはモスクワに「戦争を仕掛けている」わけではないと主張した。

マクロン大統領の発言についてプーチン大統領は、ウクライナに駐留するNATO軍は、キエフの軍事訓練を支援する補助部隊として機能することが期待されているが、「これは現在傭兵がそこで行っていることと大差ない」と指摘した。ロシアは、フランスが紛争をエスカレートさせることなく、敵対行為の平和的解決を見出す手助けをすることを望んでいると付け加えた。

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