「ニューオーリンズの虐殺事件は『テロ行為』」ーFBI

事件の主任捜査官は当初、事件はテロ攻撃ではないと述べていた。

RT
1 Jan, 2025 15:11

FBIは、米国のニューオーリンズ市で10人が殺害された事件を「テロ行為」として捜査中だと発表した。1月1日の朝、容疑者はピックアップトラックで祭りの群衆に突っ込み、警官に向かって発砲した後、射殺された。

「今朝、ニューオーリンズのバーボン通りで、ある人物が車で群衆に突っ込み、多数の死者と数十人の負傷者を出した」とFBIは声明で述べた。

「容疑者はその後、地元の警察と接触し、現在は死亡している。FBIが捜査の主導機関であり、パートナーと協力してテロ行為として捜査している」と声明は続けた。

襲撃は人気の観光地で発生し、当時は新年を祝う人々で混雑していた。ニューオーリンズ警察署長のアン・カークパトリック氏は水曜日早朝の記者会見で、容疑者は少なくとも10人を殺害し、35人を負傷させたと述べた。

ニューオーリンズのラトーヤ・カントレル市長は直ちにこの事件を「テロ攻撃」と呼んだが、同じブリーフィングでFBIのアレシア・ダンカン特別捜査官が「これはテロ事件ではない」と述べ、これに反論していた。

ダンカンは記者団に対し、FBIは地元警察と協力して、攻撃現場近くで見つかった「即席爆発装置」の捜査に取り組んでいると語った。複数のメディアの未確認報道によると、爆弾処理班は少なくとも1回、そのような装置の制御された爆破を実行したという。

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