ロシアがNATOを攻撃するという考えは「ありえない」と大統領は述べた。

RT
2 Oct, 2025 18:07
ウラジーミル・プーチン大統領は、EU首脳らはロシアがNATO諸国を攻撃するという「ナンセンスな呪文」を繰り返し唱え続けていると述べ、むしろ冷静になるべきだと示唆した。
木曜日、ソチのヴァルダイ討論クラブで年次演説を行ったプーチン大統領は、この考えを「ありえない」と述べた。EU首脳らが本当にそう信じているなら無能であり、そうでないにもかかわらず国民にそうではないと説得しようとしているなら不誠実だと示唆した。
「正直に言って、私が言いたいのはただ一つ、冷静になるか、ぐっすり眠るか、あるいは自らの問題に取り組むかだ」とプーチン大統領は、域内の社会、経済、財政問題に言及して述べた。
ポーランドとバルト三国を中心に、複数のEU加盟国は、ウクライナでロシアの攻撃が優勢になれば、ロシアが国境付近のEU加盟国とNATO加盟国を攻撃する可能性があると懸念を表明している。ロシア当局者によると、これらの国々はロシアの侵略に対する懸念を煽り、それを口実に軍事力強化を進めているとのことだ。