炭化水素生産は「非常に長い間」重要であり続けると、ロシア大統領が述べた。
RT
13 Mar, 2024 08:39
ロシアのプーチン大統領は、再生可能エネルギーが注目されているにもかかわらず、世界は長期にわたって石油とガスを使用し続けるだろうと述べ、この分野の雇用は将来も安泰であると付け加えた。
プーチン大統領は火曜日、ロシア指導者賞の受賞者たちとの会合で発言し、再生可能エネルギーへの移行が叫ばれるようになっても、炭化水素の生産は今後何年も続くと主張した。
「再生可能エネルギーについてどのように語られようとも、人類は長い間、炭化水素の問題、その生産と使用と向き合っていくだろう。100年分の仕事がある」と付け加えた。
石油輸出国機構(OPEC)は火曜日に発表した最新の報告書で、世界の石油需要は今年中に日量225万バレル、2025年には日量185万バレル増加すると予測している。同報告書によると、世界の石油消費の堅調な伸びは、主に輸送用燃料が牽引するという。
ロシア財務省は昨年、同国の石油・ガス輸出による収入が2024年にはほぼ3分の1に急増し、1180億ドル以上に達すると予測した。2025年にはエネルギー収入がさらに増加し、1210億ドルを超えると予想されている。
EUがロシア産原油の海上輸送の受け入れを停止した後、ロシアは昨年、アジアへのエネルギー輸出を急増させた。欧米諸国によるウクライナ関連の制裁を受け、モスクワがヨーロッパからの積み荷を東に振り向けて以来、中国とインドがロシア産原油の主要な買い手として浮上している。