アメリカのジョン・ムールナー下院議員は議会公聴会で、中国は現在、アメリカの年間540倍の船舶を建造していると述べた。
Sputnik International
27 June 2024
「今日、米国が世界の造船業の0.1%を占める一方、中国の造船所は操業コストの20%近くを北京から補助されており、54%を占めている」とムールナー氏は述べた。
ムールナー氏は、米下院特別委員会の公聴会で、「ハイテクから鋼材まで:半導体、造船、ドローンを支配する中華人民共和国の戦略に対抗する」と題した米中戦略競争について演説した。
中国は、その独裁的で反民主的な体制のイデオロギー的な世界的勝利を確実にするために、世界中で永続的な産業支配を確立するために、その産業を強化しようとしている、とムールナー氏は述べた。
中国共産党は独裁の武器庫になることを熱望している。
この野心は、第二次世界大戦中にフランクリン・ルーズベルト米大統領が、アメリカは民主主義の兵器庫にならなければならないと宣言したのとは対照的だ、とムールナー氏は付け加えた。