イーロン・マスク氏、「無人機の大群による戦闘」を警告

無人航空機は戦争の未来であると、この技術界の大物は考えている。

RT
30 Sep, 2024 13:27

米国のハイテク界の大物、イーロン・マスク氏は、将来の戦闘は大量のドローンの間で行われるだろうと警告した。ウクライナ紛争では、無人航空機(UAV)がすでに最も目立つ武器の1つとして浮上している。

マスク氏のコメントは、ブルームバーグのライター、アシュリー・バンス氏が月曜日に始めたX(旧Twitter)での議論の中で出たもので、同氏は米国のドローン製造能力は中国のそれに比べると小さいと書いている。

「ドローンの大群による戦闘がやって来る。それは想像を絶するだろう」とマスク氏はスレッドに書いたが、それ以上は詳しく述べなかった。

テスラとスペースXのCEOは、これまで何度もドローンが戦争の未来を象徴していると警告してきた。6月にウクライナによるドローンの使用についてXにコメントした際、マスク氏は「将来の戦争はドローン戦争だ」と述べた。

昨年ロンドンで開催されたウォール・ストリート・ジャーナルのCEOカウンシルサミットで、マスク氏は「先進国、あるいは少なくともドローン能力を持つ国の間で将来起こる戦争は、まさにドローン戦争になるだろう」と述べた。

ウクライナ紛争中、ロシア軍は敵の人員や装備を破壊するために戦場で自爆ドローンを積極的に使用してきた。キエフ軍もロシア国内の民間人を含む標的を攻撃するためにUAVを使用している。

キエフとその西側支援国は、中国がロシアに軍事ドローン技術を供給していると長い間主張してきたが、北京はこれを否定している。

今年初めの米国メディアの報道によると、米国は紛争初期にウクライナにドローンを供給したが、その高額な費用によりキエフは中国製の無人機にますます頼らざるを得なくなった。

www.rt.com