イランの国会議員グループ「最高国家安全保障会議に核兵器開発の承認を要請」


Sputnik International
9 October 2024

イランの国会議員39名からなるグループが、イラン最高国家安全保障会議に対し、同国の防衛ドクトリンの修正を要請した。特に、イスラエルの攻撃の脅威を理由に、核兵器の製造を認めるよう求めていると、イラン国営通信社ISNAが水曜日に報じた。イラン政府高官が引用されている。

イスラム法では核兵器の開発と使用が禁じられているが、イラン最高指導者アリ・ハメネイが繰り返し述べているように、再考の余地はあると、その高官は述べた。

イラン原子力機関のモハメド・エスラミ長官は今年初め、今後10年間にホルモズガン州の大規模な新設原子力発電所に4基の1250MW原子炉を建設し、2041年までに20000MWのエネルギーを生成する200億ドル規模のプロジェクトを予定していると発表した。

2022年後半には、フゼスターン州で、発電容量300MWの小規模なダークホービン原子力発電所の建設が開始された。

また、イランには活気のある原子力教育インフラがあり、原子力工学は最大24の大学で教えられており、豊富なリソースが技術と産業の最前線に投入され、原子力の自立性を最大限に高めている。

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