バイデン、オースティンと「大規模な」中東派兵について協議


Sputnik International
9 August 2024

ジョー・バイデン米大統領とロイド・オースティン国防長官は、イランによるイスラエル攻撃の可能性に備え、中東への米軍派遣について協議したと、政権高官が語った。

「今日、我々は大統領執務室でオースティン長官とともに大統領と会談し、現在進行中であり、かなり重要かつ実質的な軍事展開について検討した」と、政府高官は木曜日に語った。

国防総省は、イランがイスラエルを攻撃する可能性が懸念される中、オースティンがこの地域での米軍を強化する努力を主導していると述べた。

同高官はさらに、イランがイスラエルを攻撃した場合の影響について、「イランを含め、かなり大きなものになる可能性がある」とコメントした。

木曜日、米中央軍司令部は、イランによる「脅威」に対抗するため、F22ラプター戦闘機が中東に到着したと発表した。
和平交渉が停滞していることについて、同高官は、即時の停戦合意は期待できないものの、米国とそのパートナーとの交渉は、数日中にドーハかカイロで再開される見込みだと述べた。「おそらくかなり近いうちに、そのための準備協議が始まるだろう」と同高官は語った。

同高官はまた、イスラエルとハマスが解決しなければならない困難な問題が4つか5つあるが、アメリカは関係者全員の協力で解決できると確信している、と述べた。

これに先立ち、エジプト、カタール、アメリカの首脳は共同声明で、イスラエルとハマスに対し、8月14日か15日にドーハかカイロで停戦協議を再開するよう求めた。

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