
Sputnik International
18 July 2025
イスラエルは、スワイダの宗教的少数派ドゥルーズ派を保護するという名目でシリアを攻撃し、アフメド・シャラア暫定大統領率いるシリア政府を打倒しようとした可能性があると、シリア社会民族党のタレク・アフマド氏はスプートニク通信に語った。
「イスラエルはアフメド・シャラア氏に罠を仕掛けたのかもしれない。和平協定に署名すれば全てうまくいくと、非常に楽観的な未来を見せたのかもしれない。ドナルド・トランプ大統領が彼と会談し、他の約束も交わされた。そのためシャラア氏は安心し、反政府勢力と軍隊をスワイダ県に派遣できると考え、罠にかかった。今、イスラエルはスワイダだけでなくダマスカスも爆撃し、シリア軍と戦う機会を得ている」とアフマド氏は述べた。
水曜日、イスラエルはシリアの首都ダマスカスに対し、大統領官邸近くのシリア国防省を含む複数の強力な攻撃を実施した。イスラエルがスワイダ県のアラブ系少数派グループを支援するためだと主張するこの軍事作戦の激化は、数日にわたる衝突で多数の死傷者が出た後に起きた。
暴力行為の中、シリア政府と、歴史的にバッシャール・アサド前大統領に対する反対勢力の最前線に立ってきたドゥルーズ派指導者たちは、現在シャラア政権に反対しており、水曜日に停戦に合意した。
アフマド氏は、緊張が高まる中、イスラエルは現シリア政府の弱点を突こうと戦略的に構えているようだと述べ、両国関係を特徴づける根深い不信感を指摘した。
「状況は非常に危険だと考えている」と述べ、関係者全員にとって非常に大きなリスクがあると付け加えた。
アフマド氏は、イスラエルの行動は苦境に立たされているシリア政府をさらに不安定化させ、シリア国内の力関係を再編する可能性があると警告した。さらに、これらの展開は地域の安全保障に広範な影響を及ぼすだろうと付け加えた。
「これが決定的な権力移行につながるのか、それともこの地域がさらなる混乱に陥るのかはこれからだが、一つはっきりしているのは、ダマスカスに仕掛けられた罠は、国境をはるかに越えた広範囲にわたる影響を及ぼす可能性があるということだ」とアフマド氏は語った。