
Paul Craig Roberts
September 26, 2025
マスクの言うことの多くは理にかなっているが、カーク暗殺が我々を分断する手段であるというグローバリズムの部分は理解できない。我々は何十年もの間、批判的人種理論、嫌悪的レイシズム、そして1960年代にEEOCでブラムローゼンが制定したDEI政策、中絶、性的倒錯の合法化、フェミニストによる男性への攻撃などによって分断されてきた。分断は長らく存在し、悪化してきた。マスクの「グローバリズム」による説明は、長らく存在し、拡大してきた分断を合理化しようとする試みに過ぎない。アメリカのリベラル左派の教授たちは、分断を作り出すことに徹底的に取り組んできた。彼らの得意分野はそれだけだ。
グローバリズム理論は、WEAによる世界統治の唯一の障害はアメリカであると想定している。しかし、もちろん、ロシア、中国、そして世界の他の国々も存在する。分断に関して言えば、アメリカをロシア、中国、イラン、インド、そしてイスラエルの懐に抱かせているのはネオコンである。もしかしたら、イスラエルこそが世界を掌握しようとしているのかもしれない。
法医学的証拠としては、前頸部の傷は射出創としては小さすぎる。.17口径や.22口径といった小口径弾による射出創である可能性もある。しかし、強力な弾丸による射出創ではないことは間違いない。
さらに、カークの右腕は、外科医が射出創はないと述べ、弾丸はカークの首の中で見つかったと述べている。マスクは、後方から銃口に入り前方から銃口が出たと主張する弾道について、証拠を提示していない。
いまだに、弾丸の口径を特定した者はいない。公式発表にあるように、明らかに30-06口径ではない。
掌側ピストルによる発砲の映像の方が説得力があると思う。少なくとも、調査するだけの説得力がある。実際、あらゆる説明は調査されるべきである。
カーク暗殺については既に複数の説明があるが、ジェームズ・ジーザス・アングルトンがかつて私に言った言葉を思い出した。CIAが何かを実行する際、即座に説明となる既成のカバーストーリーを用意し、さらにいくつかの既成のストーリーを用意している。最初の説明が通用しなくなると、さらにいくつかのストーリーが発表される。すると人々はどれが正しいのか議論し、最初の説明がなぜ間違っていたのかという疑問から焦点が逸れてしまうのだ。
私たちが本当に知っているのは、公式の説明が虚偽であるということだけだ。重要なのは、なぜFBIが虚偽の説明に満足しているのか、ということだ。