共和党の大統領候補は、使用する必要のない強力な米軍を宣伝している。
RT
6 Nov, 2024 09:54
共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、米国の選挙戦での勝利を受けて支持者に対し、自分は戦争を始める気はないと語った。第45代、おそらく第47代大統領となるトランプ氏は、ホワイトハウスを確保するために270票以上の選挙人を獲得する見込みであることから、勝利を宣言した。
トランプ氏は、第2次政権が新たな「アメリカの黄金時代」の到来を告げると誓った。
祝賀演説は国内政策に焦点を当てたものだったが、トランプ氏はまた、国には「強力で力強い軍隊が必要であり、理想的にはそれを使う必要はない」と述べた。2017年から2021年までの最初の任期中、トランプ氏は米国が事実上新たな大規模な武力紛争に関与しなかったという意味で「戦争はなかった」と主張した。
「4年間、戦争はなかったが、ISISを倒した。記録的な速さでISISを倒した」と、中東でのテロ組織イスラム国(IS、旧ISIS)に対する国際軍事作戦に言及して述べた。
「彼らは彼が戦争を始めると言った。私は戦争を始めるつもりはない。私は戦争を止めるつもりだ」とトランプ氏は付け加えた。
トランプ氏は、もし当選すれば、おそらく正式に大統領に就任する前でさえ、ロシアとウクライナの紛争を「24時間以内に」止めると繰り返し主張している。
彼の政権は紛争の激化に先立ってキエフに武器を送ったが、モスクワが2021年12月に高まる緊張を解決するための提案を発表したとき、トランプ氏自身は大統領執務室にいなかった。
トランプ氏はウクライナ紛争を終わらせるという彼の計画を公表したことはない。伝えられるところによると、彼はモスクワとキエフに圧力をかけ、両者に譲歩を強いるつもりである。
ロシア政府は、対立の根本的な原因を解決せずに現状を単に凍結するいかなる解決策も受け入れないと述べている。