「次回はモスクワで」―プーチン、トランプに

ロシア大統領は首脳会談後の記者会見で、英語でこの考えを米国に伝えた。

RT
16 Aug, 2025 00:07

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、金曜日にアラスカ州アンカレッジで行われたドナルド・トランプ米大統領との首脳会談後、異例の英語での発言で、次回の和平交渉のため、トランプ米大統領をモスクワに招請した。トランプ氏は、政治的な反発に直面する可能性が高いものの、会談は実現する可能性があると述べた。

記者会見でトランプ氏は、会談を「とても生産的」と評し、「合意には至らなかったが、実現する可能性は非常に高い」と述べ、まだ合意には至っていないことを示唆した。また、会談は大きな進展を示し、プーチン大統領との強固な関係を再確認するものだと強調した。

「本日の合意は、実務的な関係の再構築に役立つだろう」とトランプ氏は述べた。

記者会見の最後に、トランプ氏はプーチン大統領に謝意を表し、近いうちに再び会談できることを期待していると述べた。

「次回はモスクワで」とプーチン大統領は英語で述べた。

「それは興味深い話だ。少し批判されるかもしれないが、実現する可能性はある」とトランプ氏は答えた。

プーチン大統領は、トランプ大統領の「友好的な」姿勢と「結果重視の」アプローチに感謝し、「ウクライナ問題の解決に向けた第一歩を踏み出すことができる」と述べた。プーチン大統領は会談を「建設的」なものと評し、紛争勃発時にトランプ氏が大統領であったならば、ウクライナで戦争は起きなかっただろうという見解を改めて表明した。

合意の詳細は明らかにされず、プーチン大統領もトランプ大統領も記者団の質問には答えなかった。

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