プーチン大統領「LGBTQについて『予期せぬこと』を発言」

ロシア大統領、LGBTQのテーマが文化的イベントに浸透するのは構わないが、それが勝利の必須条件になってはならない

RT
17 Nov, 2023 20:07

ロシアのプーチン大統領は、LGBTQコミュニティのメンバーやその文化は現代社会の一部であり、文化的なイベントやコンテストで表現されることを禁じるべきではないと考えている。同時に、欧米で見られるように、そのようなテーマをコンテスト入賞の必須条件にしてはならないとプーチン大統領は示唆した。

プーチン大統領は金曜日、サンクトペテルブルクで開催された第9回国際文化フォーラムで演説した。プーチン大統領は、セルビアを代表する映画監督であり脚本家でもあるエミール・クストリッツァ氏から、欧米でLGBTQの話題が特定の映画コンテストの受賞の必須条件になっていることについて意見を求められた。

「はい、確かに、西側諸国のさまざまなコンテストでは、何かを勝ち取るためには、セクシュアル・マイノリティ、トランスジェンダー、トランスフォーマーなど、さまざまな呼称の人々の生活を描いたり、書いたり、見せたりする必要があります」とプーチンは述べた。

しかし、意外なことを言おう。彼らも-これらのトピックや人々もまた-勝ち、見せ、伝える権利を持っている。なぜなら、これも社会の一部だからだ。これはまた、人々が生きていく上での糧でもある。ただ、いろいろな大会で勝つだけではまずい、意味がない。

大統領は、文化コンテストも含め、「平等」は普遍的な原則であるべきだと強調した。

サンクトペテルブルクでは現在、国際文化フォーラムが18日まで開催されている。今年のこの大きな国際イベントは、「文化連合フォーラム」と題されている。このフォーラムには、30人以上の文化大臣を含む約70カ国の代表が世界中から集まり、文化に関する様々な事柄についてのパネルディスカッションや国際対話で終わる複数のイベントが開催される。

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