「ネタニヤフ首相は米国の支援なしには10分と生き延びられない」-イラン外相

アミール=アブドラヒアン・イラン外相は、アメリカとイスラエルが西アジア全体の緊張を煽っていると非難し、危機の解決策は『決して戦争ではない』と強調した。

The Cradle
24 January 2024

イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は1月23日、ABCニュースとのインタビューで、イスラエルによるガザでの大量虐殺作戦を終結させ、より広範な地域紛争を回避する鍵は、米国当局の手にあると断言した。

「もし今日、米国がイスラエルによる大量虐殺戦争への支援(後方支援、武器支援、政治的支援、メディア支援)を止めれば、ネタニヤフ首相は10分と生き延びることはできないだろう。」

「この問題を解決する鍵は、テルアビブにあるのではなく、ワシントンにある。」

「戦争の範囲は広がっている。これは、この地域でより広い戦争が起こる危険性が高まったことを意味する」とアミール=アブドラヒアンは付け加え、米国とイスラエルが地域全体の緊張をエスカレートさせていると非難した。

「誰も戦争から利益を得ようとはしない。解決策は決して戦争ではないと信じている」とイラン政府高官は強調した。

イエメンの抵抗運動アンサール・アッラーに対するイランの支援についてラダッツが質問すると、アミール=アブドラヒアンは非難を拒否し、それは「テレビ・ショーだ」と述べた。

アミール=アブドラヒアンはその後、ハマスに対するイランの全面的な支持を確認し、同グループは「占領に反対するパレスチナ解放グループ」だと述べた。「もちろん、世界のどこでも、女性や子ども、民間人の殺害を承認したことはない。」10月7日のアル・アクサの洪水作戦で民間人が犠牲になったことについて聞かれると、「私たちは決してそれを支持しない」と付け加えた。

ニューヨーク訪問中、アミール=アブドラヒアンはアントニオ・グテーレス国連事務総長と会談し、ガザの北部と南部に人道援助を送る方法など、いくつかのテーマについて話し合った。

また、フランスやマレーシアの代表とも会談した。

「今日は、何人かの外相と話し、相談する機会だった。フランスとマレーシアの外相との会談と議論では、特に二国間分野において、前向きで建設的な議論が行われた」と述べた。

イラン外相はロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とも会談を行い、ガザにおける迅速な停戦の必要性と、市民への人道支援の条件について合意したと伝えられた。
クレムリンが発表した声明によると、「紅海の緊迫した情勢について、一般的な懸念が表明された。」

new.thecradle.co