現在の世界安全保障モデルは「継ぎ目からバラバラになりつつある」-ベラルーシ外相


Sputnik International
28 September 2024

ベラルーシのマキシム・リジェンコフ外相は、スプートニクのインタビューに答え、世界の安定と安全を確保する現在のモデルは信頼性に欠け、グローバル・サウス諸国は国連からの支援を受けておらず、この点で、独自のメカニズムを構築していると述べた。

同外相は、世界の安定と安全を確保する現在のモデルは「継ぎ目からバラバラになりつつある」と述べ、国連もまた 、「今日、世界のさらなる発展の問題に関する国際的なコンセンサスを単に破壊している問題の流入」に対処することができないと付け加えた 。

「ある地域、あるいはある国のグループ、例えばグローバル・サウス、あるいは共通の利益で結ばれたいくつかの国々は、もはや国連組織から適切な対応や支援を受けることができず、厳密に言えば国連の責任範囲内にあるこれらの問題(安全保障問題、テロ活動、不法移民への対応、人権など)を解決するためのある種のメカニズムを独自に作り始めている」と、リジェンコフ氏は国連総会の会期中にスプートニクに語った。

彼はBRICSとSCOを例に挙げ、これらは国連がその主要な責任(コンセンサスの原則と国連のすべての基本文書に定められた原則に基づき、すべての国の利益を考慮することを可能にする「統合的なリンク」)を果たすことができていないという事実の「反響」であると指摘した。

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