イスラエル、イランでの攻撃目標を「絞り込む」-米NBC

西エルサレムは「いつでも」テヘランへの報復攻撃を開始する可能性があると匿名の当局者が同局に語った。

RT
13 Oct, 2024 02:54

イスラエルのイランへの報復攻撃は早ければ今週末にも行われる可能性があり、標的のリストはテヘランの軍事およびエネルギーインフラに絞られていると、NBCニュースは土曜日、匿名の米国およびイスラエル当局者の話を引用して報じた。

イスラエルはイランの核施設を標的にするか、標的を絞った暗殺を実行するかについてまだ最終決定を下していないが、同局によると、これまでのところ西エルサレムがそこ​​まで踏み込む「兆候はない」と米国当局者は考えている。

10月1日にテヘランがイスラエルをミサイル攻撃して以来、中東は全面戦争の瀬戸際にあり、これはハマスとヒズボラの指導者、およびイスラム革命防衛隊(IRGC)の将軍の殺害に対する報復と報じられている。イランは軍事施設のみを標的にしたと主張しており、イスラエルの民間人の死傷者は報告されていない。唯一報告された死者は、ミサイルの破片に押しつぶされたとされるパレスチナ人男性だった。

イスラエルのヨアブ・ガラント国防相は今週初め、イランのミサイル攻撃に対するイスラエルの対応は「致命的で、正確で、驚くべきもの」になると警告した。他のイスラエル当局者は、イランの核施設を含む壊滅的な報復攻撃を主張しているが、米国は地域全体に広がる可能性のあるより広範な紛争を回避するために対応を限定的に抑えることを目指している。

イランはイスラエルによるいかなる攻撃に対しても自国を守り、報復する準備が完全に整っていると、この問題に詳しいテヘランの情報筋が木曜日にRTに語り、対応は「釣り合いのとれた」ものになると主張した。西エルサレムがイランの石油インフラを標的にした場合、テヘランはイスラエルの石油精製所を攻撃することで対応する。発電所や核施設などの他のインフラへの攻撃も同様に、イスラエルの対応する施設への報復攻撃を促すだろう。

テヘランは西エルサレムに対し、過度なエスカレーション措置を取らないよう警告した。しかし、イスラエルの攻撃で民間人が被害を受ける可能性がある場合、イランは核政策を見直す可能性があると、情報筋はRTに語ったが、詳細は明らかにしなかった。

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