Sputnik International
2023年9月12日
北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記は9月10日午後、特別列車で平壌を出発し、政府高官を伴ってロシアに向かっていると、国営メディアが火曜日報じた。
国営の朝鮮中央通信（KCNA）は、金正恩が政府高官と一緒に移動していることを詳細に伝えている。
国営メディアが公開した写真には、金正恩が列車で北朝鮮を出発する準備をしているときの、群衆と栄誉を示す軍人の姿が写っている。
月曜日にクレムリンは、北朝鮮の指導者がプーチン大統領の招待で数日中にロシアを訪問すると発表した。
その後、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、両首脳は二国間関係の問題について話し合うだろうと述べた。さらに、金正恩委員長のロシア訪問に際し、ロシア大統領は公式晩餐会を開催する予定である。
北朝鮮の指導者が最後にロシア政府関係者と会ったのは7月で、その時はロシアのショイグ国防相が平壌を訪れ、世界と地域の安全保障について話し合った。
しかし、金正恩が最後に海外を訪れたのは2019年で、プーチンとの史上初の首脳会談に参加するためにウラジオストクを訪れた。この会談では、非核化とアメリカ側との関係について話し合われた。
