「ホロコーストはイスラエルに免罪符を与えない」-ラブロフ外相

ソビエトの人々もナチスの大量虐殺を受けたが、ロシアは国際舞台で白紙委任状を受けたわけではない、とラブロフは言う。

RT
18 January 2024

イスラエルのセルゲイ・ラブロフ外相は、第二次世界大戦中のユダヤ人の苦しみが外交政策、特にガザでの敵対行為に自由裁量権を与えていると考えるべきではないと述べた。

木曜日に行われた2023年におけるモスクワ外交の成果に関する記者会見で、ラブロフ外相はパレスチナ国家樹立への支持を改めて表明した。この数十年にわたる失敗が、現在の中東の不安定さとパレスチナ人とイスラエル人の間の緊張の主な原因のひとつである、とラブロフ氏は付け加えた。

外相は、ロシアが10月7日のハマスによるイスラエル攻撃を即座に非難したことを指摘した。しかし、敵対行為が始まった後、イスラエル高官の中には、西側諸国からの反発を受けることなく、ガザの住民を「動物」と呼ぶまでになった者もいる、と同外相は付け加えた。

イスラエル人は...第二次世界大戦で苦しめられたからと言って、今さら好き勝手なことはできない。確かにホロコーストはひどい犯罪だったが、ソ連でもすべての民族が大量虐殺された。

ソ連の人々もユダヤ人と同じようにナチスの強制収容所で絶滅させられ、包囲されたレニングラードでは餓死者が並んだ。

「この論理に従えば、私たちは何でもできる。国際法を組織的に守りたいのであれば、それは通用しない」と彼は付け加えた。

ハマスがイスラエルを攻撃したのは10月7日のことで、その後の戦闘でイスラエル人1,200人以上、パレスチナ人24,000人以上が死亡した。それ以来、イスラエルはパレスチナの飛び地で地上作戦を開始し、前例のない破壊をもたらした。イスラエルは、ハマスが完全に敗北し、パレスチナ社会が「脱過激化」するまで止めないと宣言している。

ロシアは、イスラエルが戦争法を忘れないよう促しながら、停戦に同意するよう繰り返し双方に求めている。

ホロコーストはヨーロッパで約600万人のユダヤ人の命を奪った。一方、ソ連は戦争中、多くのユダヤ人を含む約2700万人を失い、その3分の2は民間人であった。

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