「バイデンに勝ってほしい」-プーチン

ロシアはアメリカが誰を選んでも協力するが、自分たちの好みもある、とプーチン大統領は述べた。

RT
14 Feb, 2024 21:57

ロシアのプーチン大統領は水曜日、今年11月のアメリカ大統領選挙について、モスクワには望ましい結果があると述べた。

プーチン大統領は、モスクワで開催された未来技術フォーラムの傍らで、ジャーナリストのパヴェル・ザルビン氏とのインタビューに応じ、現在アメリカで行われている選挙戦について触れ、ロシアがアメリカの内政問題に干渉するのは不適切だと述べた。

しかし、現職のジョー・バイデン大統領と共和党のドナルド・トランプ候補のどちらがロシアにとって良いかという質問に対して、プーチンははっきりとこう答えた。

「バイデンだ。彼はより経験豊富で予測可能な人物であり、古いタイプの政治家だ。しかし、アメリカ国民の信頼を得られる指導者であれば、誰とでも協力する」と述べた。

プーチンは、バイデンの認知機能低下に関するメディアの報道に対し、3年前にスイスでバイデンと会談したときには、認知機能の低下は見られなかったと述べた。

「彼がヘリコプターから降りるときに頭を打ったのならどうだろう?」との問いに、プーチンは「私は医者ではない」と答えた。

ロシア大統領によれば、モスクワにとって重要なのはワシントンの政策だけであり、それは「有害で間違っている」と述べた。

プーチンはまた、NATOが要求するほどGDPを軍事費に充てていない特定のNATO加盟国に関するトランプ大統領の最近の発言についてもコメントした。

トランプ大統領のNATOに対するアプローチには「一定の論理がある」とプーチン大統領は語ったが、米国の「核の傘」の下で問答無用で暮らすことに慣れているヨーロッパ諸国の立場も同様だ。NATOは「アメリカの外交政策の道具」であり、アメリカがもうNATOを使わないと決めたら、それはワシントンの特権だ、とプーチンは言った。「それはワシントンの自由だ。」

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