アメリカ、ロシアの無人機撃墜を非難

米欧州軍司令部によると、リーパーUAVが2機のSu-27との遭遇で破損したとのこと

RT
2023年3月14日

アメリカ空軍のMQ-9リーパー偵察機は、火曜日の朝、黒海上空で、欧州司令部(EUCOM)が2機のロシア軍機による「安全でなく専門的でない迎撃」と表現した後に墜落した。

欧州司令部は声明で、「情報、監視、偵察」プラットフォームは、航空機が接近したとき「国際空域内で動作」していたと述べた。Su-27の1機が「MQ-9のプロペラに衝突」したため、オペレーターはドローンを海中に捨てた。

「衝突の前に数回、Su-27は燃料を投棄し、無謀で、環境的に不健全で、専門的でない方法でMQ-9の前を飛行した」と米軍は訴え、ロシア側の「能力の欠如」を非難した。

欧州・アフリカ駐留米空軍司令官ジェームズ・ヘッカー大将は、無人機は「国際空域で日常的な運用を行っていた」とし、墜落によりMQ-9は「完全に失われた」と述べた。

欧州司令部によると、米国は「欧州の集団防衛と安全保障を強化」し、「連合国、パートナー、米国の国家目標を支援」するために、国際空域でのドローン飛行を「日常的に」行っているという。ヘッカー氏は、飛行を継続するとし、ロシア側に「専門的かつ安全に行動するよう」呼びかけた。

クレムリンとロシア国防省は、今回の疑惑についてまだコメントを出していない。

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