「2024年は『さらにクレイジーな年』になる」-イーロン・マスク

イーロン・マスクの新年の予言は、ウクライナ紛争のさなか、そしてアメリカでの選挙を控えて発表された。

RT
2 January 2024

スペースXのイーロン・マスクCEOは、2024年はその前の4年間よりも「さらにクレイジー」な年になると予測した。マスクは、「普通の年」を望むフォロワーに答えたのだ。

「2024年は普通の年でいいのか?クレイジーな4年間の後では、それに値しないのではないか?」と、『ウォール・ストリート・シルバー』として知られる匿名の識者が大晦日にツイートした。

「2024年はもっとクレイジーになるというのが私の予想だ」とマスクは月曜日に答えた。

マスクは、起こるかもしれない「クレイジー」な出来事を明言しなかったが、一連のフォローアップ・ツイートで、億万長者は、AIの開発ペース、新型コロナの集団予防接種後の若者の死亡率の上昇、記録的なアメリカへの不法移民、南アフリカ大統領選のホープ、ジュリアス・マレマの反白人の暴言に注意を喚起した。

2023年、マスク氏はロシアとウクライナの対立がロシアとアメリカの核戦争に発展する可能性があると繰り返し警告した。億万長者のマスク氏は、ウクライナにスペースX社のインターネット・サービス「スターリンク」への無料アクセスを提供していたが、キエフがスターリンクを使ってドローンをロシアの軍艦に誘導することを恐れ、クリミア周辺でのサービス利用を拒否した。これは、彼の会社が「戦争と紛争激化の主要な行為に明確に加担する」ことになると、彼は9月に説明した。

マスクの投稿の下にある何百ものコメントは、今年の「クレイジーさ」の多くが2024年のアメリカ大統領選挙に集中することを示唆している。マスクはこの選挙で候補者を支持していないが、11月に聴衆に「(ジョー・)バイデン大統領には投票しない」と語った。

以前、フロリダ州知事のロン・デサンティスへの支持を表明し、ヴィヴェック・ラマスワミを「有望な候補者」と評したマスクは、バイデンへの支持拒否が自動的に共和党の推定候補者ドナルド・トランプへの投票につながるわけではないと付け加えた。

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