「ロシアは中距離核配備のモラトリアムを放棄する可能性」-プーチン大統領


Sputnik International
28 July 2024

プーチン大統領は日曜日に、米国がドイツに兵器を配備すれば、ロシアはもはや中・短距離攻撃兵器の配備に関するモラトリアムに縛られることはないと述べた。

プーチン大統領は、サンクトペテルブルクで行われた海軍記念日のメイン・ナバル・パレードの中で、「もしアメリカがそのような計画を実行に移せば、我が国は 、海軍の沿岸部隊の能力向上を含め、中・短距離攻撃兵器の配備に関する以前想定されていた一方的なモラトリアムから解放されると考えるだろう 」と述べた。

ロシア大統領は、「ロシアの重要な国家・軍政施設、行政・産業センター、防衛インフラがその手の届くところにある」と指摘した。

⚡️ 米国がドイツに兵器を配備すれば、ロシアは自国の兵器配備のモラトリアムから解放されると考えるだろう - プーチン大統領

ロシアの重要な施設は、ドイツにある米国のミサイルの飛翔時間約10分の範囲内にある、とロシアの指導者は述べた...pic.twitter.com/9Bjgz1jT0v

  • スプートニク (@SputnikInt)2024年7月28日

プーチンはまた、ドイツへの精密兵器の配備計画に関するアメリカの発言を冷戦時代と比較した。

国防総省は7月10日、米国は2026年からドイツに長距離兵器の配備を開始すると発表した。これにはSM-6、トマホーク、開発中の極超音速ミサイルが含まれる。

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