「米メディアはとうの昔に諜報機関と融合している」-マルガリータ・シモニャンRT編集長

ワシントンは自国の 「言論の自由 」しか守らないとマルガリータ・シモニャン氏

RT
14 Sep, 2024 22:38

米国が喧伝する「言論の自由」は、公式のシナリオを支持し、情報機関の指示に従う者にのみ適用される、とRTのマルガリータ・シモニャン編集長は、ワシントンのロシアメディアに対する最新の取り締まりを受けて語った。

アントニー・ブリンケン米国務長官は金曜日に、この報道機関に対する新たな制裁を発表し、「秘密影響活動」に従事しており、「ロシア情報機関の事実上の部門として機能している」と非難した。ワシントンは9月初め、2024年のアメリカ大統領選挙に影響を与えようとした疑いで、シモニャンと他の3人のRT上級職員に制裁を課した。

シモニャンは、ロシアメディアに対する今回の攻撃は、11月の投票に先立ち、情報空間を取り締まろうとする明らかな努力であると主張した。

「彼らは皆を黙らせる必要がある。これは、いわゆる自由な西側における自由と民主主義の話だ。それを信じることができるのは、臨床的に狂っているか、明らかに偏っている人たちだけだと私には思えます」と彼女は述べた。実際には、報道の自由というアメリカの考えは他国には及ばない、と彼女は付け加えた。
言論の自由を推進し、それを実践するのはとても簡単なことだ。

シモニャン氏は、RTがロシア情報機関と協力しているというワシントンの主張は、「自己投影の典型的なケース 」だと主張した。

「諜報機関の一員でなければ成果を上げられないという考えは、彼らの正体を暴露してしまった」と 彼女は述べた 。

彼女は、米国の主要メディアが様々な情報「リーク 」や無名の安全保障当局者からの内部情報を掲載するやり方は、彼らが米国の諜報機関と密接な関係にあることを示していると指摘した。

「これらの財団や多くのメディアを運営しているのは、諜報部員の家族か、元諜報部員、あるいは将来の諜報部員である。
彼らは諜報機関から『これを書け、あれを書け』という命令を受けている。彼らはとうの昔に合併している。」

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