モスクワが新たに発見した独立

西側の制裁はモスクワにとって良いことだ-ウォールストリートの元アナリストで、米国のエコノミストは、ロシア経済は自給自足になりつつあると語る。

西側がロシアに対して解き放った経済戦争は裏目に出て、ロシアに大きな利益をもたらす可能性がある、と元ウォール街の投資家マイケル・ハドソンはドイツの報道機関ユンゲ・ヴェルトに語った。

「西側の制裁はロシアにとって素晴らしいものだ。米国の制裁によって脅かされている国は、自給自足を余儀なくされている」とハドソンは土曜日に公開されたインタビューで語った。

彼は、制裁がロシアを効果的に輸入代替に向かわせており、同国は西側製品への依存から完全に開放される軌道に乗っていると述べた。

「ロシアはドイツの車を輸入する代わりに、中国に目を向けて独自の自動車産業を発展させている。ロシアは現在、工業製品の西側への依存を自国の国内生産に置き換えるために迅速に動いている。

彼らが生産できないのはウォルト・ディズニーの映画とイタリア製のハンドバックだけだ」とそのエコノミストは述べ、ロシアは輸入していた高級品の一部を大量生産することはできそうにないが、ロシア経済は大部分が自給自足になるだろうと付け加えた。

 

原文 

michael-hudson.com

マイケル・ハドソンは、国際政治経済を深い洞察力で分析してくれる、私の最も尊敬するエコノミストである。

今週、マイケル・ハドソンの最新刊「文明の命運(Destiny of Civilization)」が手元に届く予定だ。

マイケル・ハドソンのコラムのない日は、この本をゆっくりと訳していきたい。

いまどき、グーグル翻訳を使えば、自分が一から訳すより、よっぽど正確に訳してくれる。

では、グーグル翻訳で訳せるものを、なぜわざわざ訳してブログに載せるのか?

このブログに、マイケル・ハドソンの文章を翻訳して載せることで、自分の勉強のモチベーションを高めるためである(私事でスミマセン)。

そんな思惑で、2022年8月22日にブログ「マイケル・ハドソン研究会」を始める。