ポール・クレイグ・ロバーツ「トランプのために戦うか、有権者から見放されるかという点に達した米共和党」


ポール・クレイグ・ロバーツ
2023年4月3日

2024年の大統領選挙の共和党候補が、アメリカの最悪の敵の一人と多くの人が信じているジョージ・ソロスの子分とされる人物に起訴されたトランプに代わる選択肢として名乗りを上げるのは、不思議なことだ。これらの「トランプの代替案」は、民主党と同様にトランプを排除したい共和党のエスタブリッシュメントによって奨励されている。彼らは、トランプを支持するアメリカ人からは当然、裏切り者として認識されている。

アサ・ハッチンソンは不人気である。 ペンスもポンパノもそうだ。 トランプ以外の有力候補は、デサンティスだけだ。 しかし、トランプ支持者は、トランプの起訴を民主党が自分たちに勝てない候補者を排除しようとしたものと認識しているので、トランプに対抗して立候補する共和党員は売国奴と認識されることになる。 共和党の有権者の大多数を占めるトランプ支持者が、トランプを支持しない候補者に投票するわけがない。 共和党のエスタブリッシュメントがトランプに背を向け、偽の起訴に対してトランプを支持しないなら、共和党は終わりだ。 死んだ政党になる。

デサンティスがトランプに対抗して出馬すれば、トランプの支持者が主流マスメディアのウソによってトランプが正当に起訴されたと洗脳されない限り、彼自身が破滅する。 アメリカ人は全体として無神経であるため、トランプの信念は間違っている可能性がある。 もしそうなら、トランプはアメリカ国民を信じた代償を払うことになる。

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