ルカシェンコ「ワグナー戦士、ポーランド訪問を希望」

ベラルーシ大統領がプーチンに語ったところによると、ワグナーのメンバーは国境を越えて決着をつけたがっているという。

RT
2023年7月23日

ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は日曜日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、民間軍事会社(PMC)ワグナーの戦闘員がポーランドを「訪問」を希望していると語った。

ルカシェンコによれば、ワグナーのメンバーはポーランドの首都ワルシャワと、ドンバスの要衝アルチョモフスク(別名バフムト)をめぐる戦闘の際、ウクライナ軍に軍用品を提供する拠点であったと思われる東部の都市ルツェツォフに行きたいのだという。

6月の反乱未遂の後、ワグナーのメンバーは、引退するか、ロシア軍と契約を結ぶか、グループのチーフであるエフゲニー・プリゴジンとともにベラルーシに移住するかを提案された。

ルカシェンコによると、国内で受け入れられている戦闘員たちは、地元当局を「懸念」し始めているという。彼らは「ポーランドに視察に行きたい」と考えており、ドンバスの重要都市アルチョモフスク(別名バクムト)をめぐる戦闘の際、ウクライナ軍に軍備を提供する拠点であったと彼らが考えているワルシャワとルツェツォフを訪問するためだ。

ベラルーシ大統領は日曜日にプーチン大統領と会談した際、「彼らはアルチョモフスクでの戦闘の際、(ウクライナ軍を支援する)軍用ハードウェアがどこから来たのかを知っている。だから、彼らは内心、ルツェツォフは厄介な場所だと感じている」と説明した。

プーチンはまた、ワグナーのメンバーは「(ロシアとベラルーシの)連邦国家周辺で何が起こっているか」を知っているため、特に彼らが「不機嫌」であることを考えると、国の中心部から離れた場所に移転させることは好ましくないとも指摘した。

金曜日にプーチンは、ポーランドの指導者たちがNATOに支援された連合軍を結成してウクライナ紛争に介入し、ウクライナ西部の一部を占領しようと計画していると主張した。ベラルーシの領土も危険にさらされるかもしれない、と彼は付け加え、連合国の一員であるベラルーシに対するいかなる侵略の場合にも報復を約束した。

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