ハマスがイスラエルに向けて数千発のミサイルを発射し、過激派をイスラエルの町に送り込んだ。
RT
7 Oct, 2023
イスラエル国防軍（IDF）が発表したところによると、イスラエル軍のジェット機数十機が、ガザにあるハマスの標的を空爆した。空爆は、土曜日の朝、パレスチナの武装集団がイスラエルに対して放った奇襲攻撃を受けて行われた。
イスラエル国防軍のスポークスマン、ダニエル・ハガリ少将は、「ハマスのテロリスト」が陸、海、空からイスラエル領内に侵入したと述べた。
同報道官によれば、ガザからは2,200発以上のロケット弾が発射されたという。ハマス側は、攻撃開始からわずか20分間に5,000発以上のロケット弾を使用したと主張している。
エルサレム、テルアビブ、ベエルシェバ、アシュケロンなど、イスラエル全土のあちこちでロケットのサイレンが鳴り響いた。
ハガリによれば、イスラエル国防軍とハマスの武装勢力との間で少なくとも7件の戦闘があったという。
タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、クファル・アザ、スデロット、スファ、ナハル・オズ、マゲン、ベエリ、そしてイスラエル国防軍のレイム軍事基地周辺で銃撃戦が行われている。
IDFは先の声明で、この攻撃により「臨戦態勢」を宣言したと述べた。「ハマスのテロ組織は非常に重い代償を払うことになるだろう」と警告した。
イスラエルのヨアヴ・ギャラント国防相は、ハマスの行動を受けて予備役の招集を承認したと述べた。
土曜日、イスラエルでは少なくとも6人が死亡したと見られている。4人がクセイフェの町で、1人がグデロット地区でのミサイル攻撃で死亡した。
シャアル・ハネゲフの町長オフィール・リーブスタインもハマス武装勢力との銃撃戦で射殺された。「オフィールはテロ攻撃中に町を守りに行ったときに殺された」と地元行政当局は述べた。
イスラエル全土の医療機関から寄せられた情報によると、200人以上が負傷し、その多くが重体だという。
この日、ネット上にアップロードされた動画の中には、ハマスの戦闘員によって殺害され、捕らえられた多くのイスラエル国防軍兵士を映したとされるものもある。また、燃えているイスラエルの戦車と思われるものや、アメリカ製の軍用車ハンヴィーをイスラエル軍から奪取したことを喜ぶパレスチナ人の姿も、ソーシャルメディア上の映像や写真で確認できる。ビデオはまだ検証されていない。
