「アメリカの選挙は捏造された」-プーチン大統領

ロシア大統領は、国民投票について議論する際、2020年のアメリカ大統領選の争点について考察した。

RT
16 January 2024

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、ロシアの新しい地域の選挙は、アメリカの郵便投票とは異なり、人々が直接投票に来たため、正直で透明性があったと述べた。

モスクワで開かれた市町村の教育関係者との会合で、ロシア大統領は、民主主義がどのようなものであってはならないかの例として、2020年のアメリカ大統領選挙を持ち出した。

「捏造は可能だろう。以前のアメリカの選挙が郵便投票によって改ざんされたようにね。まあ、郵便投票が何であるかは明らかだ。投票用紙を10ドルで買い、それを書き込み、監視員の監視なしに郵便受けに投函する」とプーチンは語った。

プーチン大統領のこの発言は、2022年にロシアに加盟した4つの旧ウクライナ領、ケルソン、ザポロジェ、ドネツク、ルガンスク人民共和国での投票についての質問に答えたものだ。投票に来ることを強制したり、禁止したりした人はいなかった。

「これが民主主義でなくて何なのか。民主主義とは、人々が自らの意思を表明することだ」とロシア大統領は語った。

アメリカの複数の州は2020年の選挙で、新型コロナの大流行を理由に、郵便投票による投票を認めるよう選挙規則を変更した。最終的な公式結果は、民主党のジョー・バイデンが現職の共和党ドナルド・トランプを破り、アメリカ史上最多となる8100万票を獲得した。

トランプ氏はこの選挙を「不正選挙」だとして異議を唱え、監査不可能な郵送投票だけでなく、半ダースの州における様々な不正を指摘した。民主党とほとんどの米メディアは、2020年の投票に疑問を呈する者を「選挙否定論者」と非難し、すべてが完全に合法的だったと主張した。

『タイム』誌の2021年2月の記事によれば、バイデンが大統領になったのは、「資金力のある有力者たち」が、「認知に影響を与え、規則や法律を変え、メディアの報道を誘導し、情報の流れをコントロールするために、水面下で協力して」選挙を「強化」していたからだという。

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