中国の巨大ハイテク企業は、自社製OS「ハーモニー」が今年中に利用可能になることを期待している。
RT
22 January 2024
ファーウェイは、自社開発の新しいオペレーティング・システム「ハーモニーOSネクスト」を発表した。
同社は先週、同プラットフォームの開発者版を今年第2四半期に展開し、第4四半期には完全な商用版を展開する計画を発表した。この措置は、ファーウェイが自社のソフトウェア・エコシステムを強化する野心的な計画の一環である。
深センに拠点を置く同社は2019年に初めて独自のハーモニー・システムを発表し、その1年後に一部のスマートフォンに搭載した。しかしその直後、米国はハーモニー・システムによるグーグルの技術サポートへのアクセスを遮断することを目的とした制限を課した。
その結果、以前のコンシューマー版ハーモニーOSとは異なり、新バージョンはアンドロイドと互換性がない。同社は、テスターを獲得し、主要機能を体験するために、初の開発者向けベータテストを開始した。
昨年、ファーウェイはMate60シリーズのスマートフォンを発表した。このリリースは、長年米国の制裁下で苦境に立たされていたファーウェイにとって、ハイエンドスマートフォン市場への目覚ましいカムバックを象徴するものだった。