「プーチン大統領のインタビューは『西側諸国の自殺を食い止める助け』になるかもしれない」-スコット・リッター


Sputnik International
9 February 2024

米国の有名なメディア・パーソナリティでTV司会者のタッカー・カールソンが今週、ロシアのプーチン大統領本人とのインタビューのためにモスクワをサプライズ訪問し、大きな話題となった。

タッカー・カールソンとプーチン大統領のインタビューは、2月8日にネットにアップされた直後から大流行し、アップからわずか数時間後には、ソーシャルメディアXだけで5000万回以上も視聴された。

問題のインタビューは、プーチンがアメリカの聴衆に「ロシアの歴史のニュアンス」と「ロシアの魂の複雑さ」を紹介する「非常に力作」であることが判明した、と元米海兵隊情報将校のスコット・リッターは語った。

「興味深い情報も出てきたが、これは内容に関するものではない。これはそのプロセスについてだ。タッカー・カールソンは現代ロシアへの扉を開き、ウラジーミル・プーチンの人格への扉を開き、ロシアの歴史への扉を開き、ロシアの魂への扉を開いたのです」とリッターは言う。

リッターによれば、インタビューの過程でプーチンは、比喩的に言えば、視聴者が「ロシアを動かす複雑な要素」を理解するための「地図を作る手助けをした」という。

プーチンのインタビューを「何百万人」が見るかはまだわからないが、リッター氏は、このインタビューは「現代で最も重要なインタビューのひとつ」だと主張した。

「今日のロシアと西側諸国が直面しているすべての問題に対するすべての答えが、ロシア大統領によって示された。隠された意図はない。知らなければならない秘密のコードなどない。ロシアを知る必要がある。ロシアを理解しなければならない。ロシア大統領の決断の背後にある考え方、ロシアの背後にある動機を理解しなければならない。ロシアを理解しなければならない。」

カールソンがこのインタビューを受けるために出発したとき、「ロシアを理解していた」とは思えないが、彼は「道具一式が揃った道具箱を与えられたことを知っている。」

「人類を救う旅に出るための、最も重要な第一歩だ。」

アナリストで元国連兵器査察官のスコット・リッター氏は、木曜日の米ジャーナリスト、タッカー・カールソン氏とロシアのプーチン大統領とのインタビューを称賛し、カールソン氏のプロフェッショナリズムとプーチン氏の... pic.twitter.com/cvPr2Bn9Sm
-スプートニク (@SputnikInt) 2024年2月9日

「やるべきことはたくさんあるが、最も困難な旅も最初の一歩から始まる。タッカー・カールソンが今日、ロシアのプーチン大統領とのインタビューをアメリカ国民に、西側諸国に、世界に発表したことは、人類を救う旅の最も重要な第一歩である」と推測した。

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