ボリス・ジョンソン「タッカー・カールソンとのインタビューに100万ドルを要求」

元Fox司会者が英国の元首相を「ゆすり」だと非難

RT
21 Feb, 2024 05:47

アメリカ人ジャーナリストのタッカー・カールソンが、ボリス・ジョンソン元英首相は100万ドルのギャラを受け取らなければインタビューに応じないと発言した。彼は、ロシアのプーチン大統領との注目のインタビュー後にこの主張を行った。

火曜日に放映されたBlaze TVの創始者グレン・ベックとのインタビューで、カールソンはプーチンとのインタビューの経験と、ジョンソンとの対談の試みとを対比させた。ジョンソンは、カールソンが今月初めにロシア大統領と長時間話し合った後、元Fox司会者を「クレムリンの手先」と非難した。

「私はモスクワにいて、このインタビューをするために待っていた。ジョンソンは常に私を非難している。」

ジョンソン氏が「ウクライナに関する自分の立場を説明してくれる」ことを期待したカールソン氏は、すぐにジョンソン氏のスタッフから返事が来たという。

「最終的にアドバイザーが戻ってきて、『彼はあなたと話すが、それには100万ドルかかる』と言った。彼は100万ドルを米ドルか金かビットコインで要求してきた。-これは昨日か2日前に起きたばかりだ!」と彼は続けた。

カールソンは、プーチンとのインタビューを終えたばかりで、彼は「100万ドルを要求してこなかった」と続けた。

「では、ボリス・ジョンソンはプーチンよりずっと卑劣で、ずっと下だと言うのか?ということは、この全部が、とんでもないゆすりたかりなんだ」とカールソンは付け加えた。

ジョンソンは、カールソンとプーチンの2時間の対談を非常に批判し、インタビューが放送された直後に『デイリー・メール』紙に辛辣な論説を寄稿した。

「タッカー・カールソンがクレムリンに行ったとき、彼には歴史上よく知られた役割があった。彼は暴君の手先であり、独裁者の独裁者であり、ジャーナリズムの裏切り者であった」とジョンソン氏は書き、カールソンはロシアのウクライナでの軍事行動についてプーチンに圧力をかけなかったと付け加えた。

カールソンのインタビューは、欧米のさまざまな指導者やコメンテーターからも同様に非難された。彼らは、カールソンがロシアの指導者に軟弱な質問しかせず、プーチンが中断することなく長々と答えるのを許したと非難した。

今月初めにドバイで開催された世界政府サミットで、なぜ特定のトピックを取り上げなかったのかと質問されたカールソンは、プーチンの世界観に興味があったからインタビューに応じたのであって、議論に自分から首を突っ込みたくなかったのだと答えた。このジャーナリストはまた、プーチンと話をしたかったのは、アメリカのメディアが「嘘をついている」からであり、アメリカ国民がウクライナ紛争について誤った情報を持っているからだと説明した。

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