「イスラエルは説明責任を果たさず、好き勝手に武力行使している」ナビル・ファフミ氏がRTに語る。
RT
14 Feb, 2024 10:14
紅海地域は「火の海」だと、エジプトの外交官ナビル・ファフミがRTの独占インタビューに答えた。
エジプトの元外務大臣で、現在はカイロのアメリカン大学でグローバル問題・公共政策学部長を務めるファフミ氏は、イスラエルは説明責任を果たすことなく、どの地域でも好きなだけ武力を行使できると考えている。
「(イスラエルは)ガザ・シティでも、ハーン・ユーニスでもやったし、今はラファでもやっている。紅海地域には複数の問題がある。」
「パレスチナ人の人道問題、ガザにいるパレスチナ人の密度を減らすために国境を越えてパレスチナ人を移動させようとするイスラエル人の試み、そしてエジプト国境における国家安全保障上の意味合いもそのひとつである」と元大臣は述べた。
国境警備について、同外交官は「非常に危険であり、彼ら(イスラエル)はこのゲームをしてはならない」と強調した。
月曜日、南アフリカは国際司法裁判所(ICJ)に対し、パレスチナ人の権利のさらなる侵害を防ぐため、イスラエルによるガザ南部の都市ラファへの地上攻撃を阻止するための介入を検討するよう要請した。
国連によれば、イスラエルが4ヶ月前に宣戦布告して以来、同領土の住民の85%以上が避難を余儀なくされ、その多くは一度以上避難を余儀なくされている。
生存者によれば、イスラエルは度重なる避難命令によって、ガザの人口のほとんどをラファに追いやったという。西エルサレムはラファへの攻撃を、ハマス撲滅のために必要なものとしており、この都市は過激派組織の「最後の砦」だと主張している。