イスラエル、イラン攻撃への「対応」を約束

反撃は米国に受け入れられるものである必要がある、と地元メディアは述べている。

RT
15 Apr, 2024 21:53

西エルサレムの戦争内閣は、テヘランが土曜日に行った大量のミサイル攻撃とドローン攻撃を受け、「明確かつ断固とした」行動をとることを決定した。しかし、イスラエルのメディアによれば、この対応はアメリカの意向に従わなければならない。

イランは今月初め、シリアのダマスカスにある領事館が爆破され、イスラム革命防衛隊(IRGC)のクッズ部隊の幹部数名が死亡したことへの報復として、巡航ミサイルや弾道ミサイル、無人機の乱射を行った。

イスラエル国防軍(IDF)は、アメリカ、イギリス、フランス、ヨルダンなどの協力を得て、飛来したミサイルの大半を撃ち落としたという。

イスラエル国防軍参謀総長のハレヴィ中将は月曜日、「イスラエル国領内への大量のミサイル、巡航ミサイル、UAVの発射には反撃する」と述べた。

ハレヴィは、イランの攻撃で被害を受けた場所のひとつであるベエルシェバ近郊のネヴァティム空軍基地から発言した。イスラエル国防軍は、同基地への「軽微な被害」を報告しているが、詳細は明らかにしていない。

「イランはイスラエル国家の戦略的能力に危害を加えようとした。イスラエルは非常に強く、単独で対処する方法を知っている。しかし、これほど数が多く、これほど遠くにある脅威に対しては、我々は常に(アメリカが)我々と一緒にいてくれることに満足している」とハレヴィ氏は付け加えた。

一方、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の戦争内閣は、テヘランに対して何らかの行動を起こすことで合意したと、イスラエルの著名な情報誌『マコ』が月曜日の夕方に報じた。

同誌によれば、報復はアメリカが受け入れ、ワシントンが設定したルールに「従う」ものでなければならず、同時に「地域を戦争に堕落させない」ように計られたものでなければならないという。

ヨルダンやサウジアラビアを含む、イランの攻撃を撃退するために結成された臨時の連合軍にダメージを与えないようにする必要もある。ハレヴィ中将もヨアヴ・ガラント国防相も、この連合を危険にさらすことは「いかなる状況でも禁じられている」と主張している、と『マコ』は指摘する。

テヘランは、イスラエルがイランに対して何らかの攻撃を仕掛けた場合、「数秒以内に」対応すると発表している。

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