ポーランドの港に大量の米軍機器が到着


Oleg Burunov
Sputnik
2023年3月5日

この映像は、ウクライナにおけるロシアの特別軍事作戦の中で、ワシントンがキエフへの軍事支援を続ける中で公開されたもので、紛争を煽るだけだとモスクワが繰り返し警告しているものである。
ポーランドのグディニア港に大量の米軍装備があることを示すらしい映像が、Twitterで共有された。
ラトビアのツイッターニュースも公開したこの映像では、港に米軍の戦車や装甲兵員輸送車、軍用トラックなどがずらりと並んでいるのが確認できる。

#NATO military equipment in the port of Gdynia, #Poland.#RussiaUkraineWar #UkraineRussiaWar #NATO #NATORUSSIAWAR #ProxyWar #Russia #Ukraine #Soledar #Ugledar #Bakhmut #BakhmutHolds pic.twitter.com/ShNcCa3Gx0
— TRUTH PUKE (@TruthPuke) March 4, 2023

同発表は、「米陸軍第3機甲旅団戦闘チームに属する装備が、2023年2月22日に『大西洋決戦作戦に従軍後、米国本土への再展開に備え』ポーランドのグディニア港に停泊している」と報じました。

同作戦は、2014年から米国が実施しているもので、欧州における米国のプレゼンス強化が目的。2022年12月の作戦の一環として、米国の主戦闘戦車エイブラムスを含む約700台の戦闘車両がポーランドに配備された。

しかし、ポーランドとウクライナの一部のメディアは、ビデオに映った軍用機器の一部は、ロシアが特別軍事作戦を続けるウクライナに再配備されると主張することに躊躇しなかった。ホワイトハウスや国防総省は、この件に関してまだコメントしていない。

この映像は、米国がロシアの特殊作戦開始以来、キエフに1000億ドル以上の安全保障と軍事支援をすでに約束していた中で生まれた。米国は1月、エイブラムス戦車31両とM88回収車8台をウクライナに送ると発表したが、納入にはかなりの時間がかかると指摘している。ポーランドとドイツは、ウクライナにLeopard 2戦車を多数供与することを約束した。

米国とその同盟国は、防空ミサイル、多連装ロケットシステム、戦車、自走砲、対空砲など、さまざまな種類の兵器システムをキエフに提供している。

モスクワは、キエフに武器を送ることは、ウクライナ紛争を長引かせることになると、西側諸国に繰り返し警告してきた。ロシア外務省は、NATO諸国がキエフに武器を供給することで「火遊び」をしていると強調し、ウクライナ向けの武器輸送隊はロシア軍の正当な標的になるとしている。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、これに関して、西側諸国がウクライナ紛争に直接関与していることを強調した。
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