Sputnik International
2023年11月2日
中国は2024年2月までに、南極大陸のロス海沿岸に5番目の研究基地を建設する予定である。
この基地を建設するための5ヶ月の探検には、2隻の極地砕氷船と80の中国機関から460人以上の研究者、そして基地の建設資材を運ぶ貨物船が参加する予定であると、同紙は水曜日に伝えた。
探検チームは基地を建設するほか、気候変動が南極の生態系に与える影響や、地球規模の気候変動における南極の役割を調査する。参加者はまた、包括的な調査を実施し、生態系、汚染物質の分布、水の状況を監視する。
戦略国際問題研究所（Center for Strategic and International Studies）によると、東南極の新基地は衛星地上局を備えた観測所を含み、中国が南極大陸にアクセスする能力における「大きなギャップを埋める」助けになるという。
