ロシア大統領との対談は日本時間2月9日(金)午前8時に放映される。
RT
8 Feb, 2024 01:40
アメリカの保守派ジャーナリストで政治評論家のタッカー・カールソンが、ロシアのプーチン大統領との対談を2月9日(金)午前8時(日本時間)に放送すると発表した。放送の告知はカールソンのインスタグラムアカウントに掲載された。
2023年6月にX(旧ツイッター)で自身のネットワークを立ち上げたカールソンは、プーチンとの対談のためにモスクワを訪れている。クレムリンは火曜日に会談を確認した。
ロシア大統領が外国メディアの1対1のインタビューに応じることはめったにない。プーチン大統領のドミトリー・ペスコフ報道官は、「完全に一方的な」意見を持ち、「公平であろうともしていない」西側メディアと話す「希望はない」と述べた。
カールソン氏は、多くの西側のニュースメディアが「読者や視聴者に嘘をつき」、ロシアとウクライナの紛争について偏った報道をしているため、ロシアの指導者と話したかったと述べている。「それは間違っている。アメリカ人は、自分たちが巻き込まれている戦争について、知りうる限りのことを知る権利がある」と、火曜日のXのビデオで語った。
カールソンは、国内外の政治家やメディア関係者から、プーチンと話すことはロシアの「プロパガンダ」を増幅させると批判されている。
ヒラリー・クリントン元米国務長官はMSNBCに対し、「彼はウクライナに関するプーチンの嘘の数々をオウム返しにしている」と語った。
『ニューズウィーク』誌は、欧州議会の元議員1人と現職議員2人の発言を引用し、プーチンに「プラットフォーム」を提供したとして、カールソンはEUへの訪問を禁止される可能性があると述べた。