前大統領は、民主党が米国を第三次世界大戦に引きずり込むと主張している。
RT
15 Sep, 2024 00:24
共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、ライバルであるカマラ・ハリス副大統領が大統領選で勝利すれば、最終的にはロシアとの戦争につながると主張し、差し迫った「核のホロコースト」を警告した。
トランプ氏は金曜日、ネバダ州ラスベガスでの選挙集会で、ワシントンの「無能な人々」が原因で核戦争が起こる可能性を懸念し、世界戦争を防ぐことができるのは自分だけだと主張した。
「第三次世界大戦に突入するだろう。我々が注意を払わなければ、核によるホロコーストが起こるだろう。 彼らは自分たちが何をしているのか分かっていない」と彼は支持者たちに警告し、アメリカ人を「第三次世界大戦から遠ざける」ことを約束した。
「私は中東の混乱を収拾し、ウクライナの戦争を解決する…次期大統領としてそれを解決する」と彼は続け、「カマラ・ハリス氏への投票はロシアとの戦争への投票だ」と主張した。
トランプ氏は、ハリス氏は「あなたの子供を徴兵し、起こるべきではなかった戦争に送り込む」ための徴兵制復活を目指していると主張した。
前米国大統領は、当時自分が大統領の職に就いていれば、ウクライナでの紛争はエスカレートしなかったと主張している。再選キャンペーン中、トランプ氏は戦闘を「24時間以内に」に止めることができると繰り返し主張しているが、その方法については明らかにしていない。
今週初め、トランプ氏の副大統領候補であるオハイオ州選出の上院議員J.D.ヴァンス氏は、和平案の可能性について言及し、それはおそらく現在の接触ライン周辺に非武装地帯を設けることと、モスクワに対するウクライナの中立を保証することを含むだろうと示唆した。これはロシアの主要な目的のひとつに沿うものである。
しかし、ハリス氏は、ウクライナの努力と弾薬の供給により、同国は今日まで「独立と自由」を維持してきたと主張し、トランプ氏はウクライナを見捨てるだろうと主張している。