トランプ氏、「アメリカにとって悲しい日」と嘆く

前米大統領は、今回の起訴は「政敵への迫害」だと主張している。

RT
2023年8月3日

ドナルド・トランプは、政治的動機に基づく米検察当局が、2024年の選挙でジョー・バイデン大統領が自分を打ち負かすことができないために、自分に対してまた新たな裁判を起こしたと主張した。

「これはアメリカにとって非常に悲しい日だ」と、バイデン大統領の2020年選挙での勝利を覆すための努力に起因するとされる4つの重罪に対して無罪を認めたトランプは、木曜日に記者団に語った。この出廷は、彼がワシントンに戻ってきた証でもある。彼はさらに、「ここは私が去った場所ではない。とても悲しいことだ。」と続けた。

トランプ氏はすでに、機密文書の不正処理疑惑に関連した連邦政府の起訴に直面しており、また4月にはニューヨーク市の事件で、ビジネス記録に虚偽の記載をしたとして起訴されている。退任後に刑事訴追された米大統領はトランプ氏が初めてである。

トランプ氏は、2024年の選挙世論調査を起訴の動機として指摘した。「これは政敵に対する迫害だ。」

「こんなことがアメリカで起こるはずではなかった。共和党の予備選で非常に多くの票を獲得し、バイデンをリードしている人物に対する迫害だ。アメリカではこのようなことは許されない。」

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