ポール・クレイグ・ロバーツ「クロッカス襲撃で『致命的なレッドラインを越えた』アメリカ」


Paul Craig Roberts
27 March 2024

ギルバート・ドクトロウは今、プーチンの挑発行為容認がウクライナ紛争を暴走させているという私の予測を、彼自身の分析で裏付けている。

ドクトロウは決して状況を誇張しない慎重なアナリストである。このインタビューの中で彼は、クロッカス襲撃を米英両国政府の関与としたFSBの声明はプーチンの承認を得たものでなければならず、クロッカス襲撃への米英両国を関与は、キューバ危機のような危険なレベルにまで我々を引き込んだと述べている。

ドクトロウによれば、クロッカス襲撃事件後、ロシアのテレビは大きな変化を遂げたという。コメンテーターたちは、ロシア人への攻撃に対するプーチンの無反応をこれ以上受け入れたくないのだ。テレビでは、ハリコフとキエフを平らにし、あまりにも長い間放置されてきた紛争に早く終止符を打とうという話で、急に激しくなっている。

致命的なレッドラインを越えてしまったようだ。

www.youtube.com

www.paulcraigroberts.org