RT
3 Sep, 2024 07:43
ロシアのプーチン大統領は、来月ロシアのカザンで開催されるBRICS首脳会議に、モンゴルのウフナーギーン・フレルスフ大統領を招待した。この申し出は、モンゴルの首都で行われた両首脳の会談で行われた。
プーチンは月曜日遅く、5年ぶりにモンゴルを訪問した。火曜日の朝、ウランバートルの中央広場にある宮殿の外で、フレルスフ氏がロシアの指導者を出迎えた。式典には儀仗兵と中世のモンゴル騎兵隊に扮した騎馬隊が参加した。両国の国歌が演奏され、プーチンは小さな女の子から赤いバラの花束を受け取った。
「今年BRICS首脳会議が開催されるロシア、カザンに招待したい。BRICSの組織拡大後、このレベルのイベントは今回が初めてとなる。BRICS+の形式に参加してほしい。私たちはあなたを待っている」と、プーチン大統領は国賓宮殿で会談が始まったとき、フレルスフ大統領に言った。
モンゴル大統領は、ロシアのタタールスタン共和国の首都で開催される注目のイベントへの招待を受け入れると述べた。
今年のBRICSサミットは10月22日から24日までカザンで開催される。ロシアは現在の議長国であるため、このイベントを主催する。イラン、エジプト、エチオピア、アラブ首長国連邦は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカに加え、2024年初めに正式にBRICSのメンバーとなった。
プーチン大統領は、ロシアとモンゴルの関係は「あらゆる分野で発展している」と強調した。
「経済や政治的な分野だけでなく、人道的な分野、特に教育分野での効果的な活動にも注目したい」と述べた。
新型コロナの流行は両国間の交流を複雑なものにしたが、「最終的には貿易関係と貿易高が成長する軌道に乗ることができた」とロシア指導者は付け加えた。
フレルスフ氏は、ロシアとの「包括的戦略的パートナーシップ」の発展がモンゴルの外交政策の「優先的方向性」であり続けると強調した。彼は、両国関係が近年発展していることに満足感を示した。
ウランバートルは、プーチン大統領の訪問が「非常に重要」であると考えており、「両国民に幸福と繁栄をもたらす包括的な貿易・経済協力のさらなる発展」への道を開くことを期待していると、モンゴルの指導者は述べた。
プーチン大統領は、モンゴル政府高官との会談のほか、ソ連軍とモンゴル軍が共同で日本帝国軍と戦い勝利した1939年の国境紛争「ハルキン・ゴルの戦い」の85周年記念式典に参加する予定だ。