Sputnik International
13 April 2024
今月初め、イスラエル国防軍がダマスカスのイラン領事館を攻撃し、イランの軍幹部が死亡したことを受け、イランによるイスラエルへの報復攻撃が予想され、中東の緊張はさらに高まっている。
イランがイスラエル領内の標的を攻撃する可能性があると報じられるなか、アメリカは独自の軍事資産を追加してこの地域に移動させた。
海軍のカーニーを含む2隻の駆逐艦が先週、東地中海に移動させられたと、海軍関係者の話としてメディアが報じた。英国は、HMSダイヤモンドを含む2隻の軍艦をこの地域に配置しているが、イスラエル沖での米国の作戦に参加する計画はないと述べたと報じられている。
イランは、中距離ミサイルを使った直接攻撃など、さまざまな攻撃シナリオを検討している、とWSJはイラン軍顧問の話を引用して報じている。
イスラエルのネタニヤフ首相は、「われわれに危害を加える者は誰でも、われわれも彼らに危害を加える」と述べ、いかなる攻撃にも報復する決意を改めて表明した。
エスカレートが続くなか、10カ国以上が自国民にイスラエルやイラン、その他の地域への渡航を避けるよう勧告している。
在テヘラン・オランダ大使館、日曜日は閉館
オランダ外務省は声明で、用心のため明日テヘランのオランダ大使館を閉鎖すると発表した。
月曜日に大使館が再開されるかどうかは後で決定される、と同省は付け加えた。
イスラエル国防軍、レバノン南部の4カ所でヒズボラの標的を攻撃
イスラエル軍の戦闘機がレバノン南部の4つの異なる地域でヒズボラの標的を攻撃したとIDFが声明で発表した。
攻撃目標には、オダイスとタイベにある2つのヒズボラ司令部、フーラとバイトリフにあるヒズボラが使用する建物も含まれている、とIDFは付け加えた。
イスラエル外相、イランの海賊行為を非難し、国際社会にIRGCのテロリスト宣言を求める
イスラエルのイスラエル・カッツ外相は土曜日、ホルムズ海峡を航行中のポルトガル船籍の貨物船を拿捕したイラン当局を海賊行為で非難し、欧州連合(EU)や国際社会に対し、イランのイスラム革命防衛隊をテロ組織として認定するよう呼びかけた。
イスラエルの外相は、ホルムズ海峡で船を拿捕したイランを海賊行為で非難し、IRGCをテロ組織として認定するよう世界に呼びかけた。
IRGC、ホルムズ海峡でイスラエル系商船を拿捕
イランの通信社IRNAが報じたところによると、イラン・イスラム革命防衛隊が、ホルムズ海峡でポルトガル国旗を掲げて航行中のイスラエル系商業船MSCアリエス号を拿捕した。pic.twitter.com/fdV8WYHXvj
- スプートニク (@SputnikInt)2024年4月13日